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ズルフィカル級フリゲート : ウィキペディア日本語版
ズルフィカル級フリゲート[ずるふぃかるきゅうふりげーと]

ズルフィカル級フリゲート (Zulfiquar class frigate)は、パキスタン海軍フリゲート。同級の艦名がすべてイスラム圏での伝説の名剣の名称であることからスウォード級(Sword class)とも呼ばれる。開発は中国が担当しており、中国側の呼称はF-22P型である。
== 概要 ==
本級は、多くの面で、中国海軍の第1世代汎用フリゲートであった053H3型フリゲート (江衛-II型フリゲート) の近代化改良型であり、搭載する装備の多くが踏襲されている。
ただし船体設計は大きく改良されており、700トン以上大型化することで、原型艦で問題となっていた航洋性能を改善するとともに、ステルス性に配慮して設計しなおしている。
本級のうち、最初の3隻は中国において建造されたのちにパキスタンに回航されて就役することとなっており、2009年7月には1番艦が就役し、残る2隻も上海で建造され、2010年9月までに就役した。一方、最終4番艦については、中国の技術支援のもとでパキスタンにおいて建造されることとなっており、2009年3月より建造を開始している。また、2007年5月には、本級をさらに4隻調達する可能性が言及されたが、追加分はより大型で強力な兵装を有する054A型フリゲートにより取って代わられる可能性もある〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ズルフィカル級フリゲート」の詳細全文を読む



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