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セイヨウカリン(西洋花梨、)は、南西アジアまたは南東ヨーロッパ原産の落葉性低木で、果樹として利用される。英語名はメドラー( または )。かつてはセイヨウカリン属の唯一の種だったが、1990年にアメリカ中部で第2の種 ()が発見された。 果実の性質がカリンに似ている(下述)ためセイヨウカリンという名がついているが、カリンは単型のカリン属であり属が異なる。またマルメロのことをセイヨウカリンと呼ぶこともあるが、マルメロも単型のマルメロ属であり別属である。見かけはむしろビワによく似ているため、ビワを英語では"Japanese Medlar"とも呼ぶ。系統的に( の次に)近いのはサンザシ属 () である〔。 == 特徴 == 温暖で乾燥した土地によく育つ。春に白い花が咲き、長い萼は果実が熟しても残る。果実は直径2-3cmの卵形の梨状果で、秋に赤褐色に熟す。秋の紅葉も美しい。 Image:Mespilus germanica2.jpg|全体 Image:Mespilus Germanica.jpg|花 Image:Medlar pome among leaves.jpg|果実 Image:Illustration Mespilus germanica0.jpg|図 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「セイヨウカリン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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