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トランシット () とは角度を計測する測量機器の一つ。セオドライト ()、経緯儀(けいいぎ)とも。 測量の際には、専用の三脚の上に据え付けて用いる。望遠鏡が鉛直軸(重力方向に対して平行)、水平軸の2軸によって回転する構造となっており、望遠鏡によって捕らえられた2つの目標間の角度を表示する。 角度の読み取りにはノギスなどによく見られるバーニヤ式、目盛りをレンズによって拡大表示するマイクロメータ式、デジタル式などがあり、次第にデジタル式が主流となりつつある。 光波測距儀と組み合わせたものもあり、これを俗にトランシットと呼ぶことも多い。 「トランシット」という言葉は次第に「セオドライト」という言葉に置き換わりつつあり、ISO 17123-3 でも “” という語が当てられており、公共測量に係る作業規程の準則(平成20年国土交通省告示第413号)においても“セオドライト”という語が使われている。 == 関連項目 == *測定 *測量 *トータルステーション *光波測距儀 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トランシット」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Theodolite 」があります。 スポンサード リンク
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