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「セクシー・セディー」 ("Sexy Sadie") はビートルズの楽曲である。 == 解説 == 本作は1968年に発表されたイギリス盤公式オリジナル・アルバム『ザ・ビートルズ』(通称:ホワイト・アルバム)に収録された。 「セクシー・セディー」はレノン=マッカートニーの作詞・作曲であり、事実上はジョン・レノンの作品と言われる。タイトルのセディーとはヒンドゥー教の行者サドゥー (Saadhu) からジョンが作った言葉である。ビートルズは一時インド人導師でアメリカで超越瞑想を布教していたマハリシ・マヘシ・ヨギに傾倒し、1968年にジョージ・ハリスンの要望でビートルズがインドを訪問し、ヒマラヤ山麓リケリシュにあるマハリシ・アシュラム滞在した〔ダグラス・E・コーワン、デイヴィッド・G・ブロムリー 著 『カルトと新宗教 アメリカの8つの集団・運動』 村瀬義史 訳、キリスト新聞社、2010年 〕。ビートルズはジョージ・ハリスンを除き最終的にマハリシに幻滅し〔、彼を俗人と考え滞在を切り上げて帰国している。 この作品はマハリシに対するジョン・レノンの怒り・失望であると言われる。冒頭の歌詞「セクシーなセディーよ、何をしでかした? あんたはみんなをコケにしやがったな」や、「世界はあんたを待っていたのに」に、ジョンの率直な気持ちが見て取れる。また、ポール・マッカートニーとジョージ・ハリスンによる嘲笑的なバック・コーラスも印象に残る。 マハリシに対する怒りを発散するため当初はタイトルを "Maharishi" にして発表しようと考えていた。初期のテイクには、"Maharishi, you fucking cunt / Who the fuck do you think you are?" という歌詞が入っていたといわれている。しかしジョージ・ハリスンの説得で撤回し、タイトルを「セクシー・セディー」として発表した。しかし、改題後もジョンは上記の歌詞を交えて歌っており、テイクの一部をブートレッグにて確認することができる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「セクシー・セディー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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