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セグロチョウチョウウオ(学名:''Chaetodon ephippium'')は、スズキ目チョウチョウウオ科に分類される魚類の一種。背中に大きな暗色部をもつ種。種小名はギリシャ語で「馬の鞍」を意味する言葉で、背の黒色部を馬の鞍に準えたもの。また、観賞魚として有名である。 == 外見 == *全長約20cm。大型になる。 *和名のとおり、背部に大きな黒斑がある。 *背びれ後方の上部が糸状に伸びる。 *他種に比べ比較的長い口吻をもつ。 *幼魚は目を通る黒色横帯と、尾柄に黒斑がある。(成魚になるとなくなる。) *成魚は尾柄に赤い帯がある。背びれ後方の縁が赤い。 *体色は白っぽい淡い緑の地に鼻から腹にかけて黄色、エラの後方から、体側の下のほうに濃いブルーのラインが7本ほど平行に通る。このラインは幼魚の時は薄い。 ;良く似た種 大変似ている種としてサントスバタフライフィッシュがいるが、両種には *この種はセグロと異なり背びれ後方上部は糸状に伸びない。 *セグロと比べて、この種の背中の黒色部は面積がずっと小さく、色もこげ茶色で異なる。 *この種は尻びれにも同じ面積のこげ茶色の斑紋を持つが、セグロにはない。 *この種はセグロと比較して全体的に白い。 *鼻から腹、尻びれ、背びれ、頭の上部にかけて濃い黄色に縁取られている。 といった相違点がある。 セグロと近い生態・性格であるが、この種はインド洋にのみ生息しているので、日本国内で見られる個体を種の同定で誤ることはまずない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「セグロチョウチョウウオ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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