翻訳と辞書 |
シオン (スイス)
シオン(Sion)は、スイス南部、ヴァレー州の基礎自治体 ( コミューン・ミュニシパル ) で同州の州都。ローヌ川左岸に位置している。スイス有数のワインの産地で、ヴァレー産ワインの集散地となっている。ドイツ語名はジッテン(Sitten)、ラテン語名はセドゥヌム(Sedunum)。
== 歴史 == 既に新石器時代の居住の跡が見られるが、ケルト人の時代に発展し始めた。シオンの語源は、この地区に住んでいたケルト人の種族に由来するラテン語のSedunumから来る。 紀元前1世紀に周辺地域と共に、ローマ人に占領された。シオンの市庁舎にはローマの碑文が残されている。ローマカトリックのシオン教区は4世紀に創設され、スイスでは最も古く、アルプスの以北でも最も古い教区の一つである。サヴォイア家との抗争に対抗し、中世において宗教上の世界のみならず、世俗の権力においてもヴァレー地方全域に支配を及ぼした。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シオン (スイス)」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Sion, Switzerland 」があります。
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|