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セーベジ(セーベシ、セーベシュ;)は、ロシアのプスコフ州南西部にある町。州都プスコフからは南へ189kmで、ダウガヴァ川流域のセーベジスコエ湖とオロノ湖の間に町が広がる。 人口は2002年全ロシア国勢調査で7,138人。1979年の調査で1万人を超えた人口は減少気味である。 == 歴史 == セーベジはリトアニア大公国との国境にあり、交易や戦争において重要な地であった。文献で初出するのは1414年のことであり、プスコフ公国の年代記には、この年リトアニア大公国の大公ヴィータウタスの軍がセーベジを略奪したとある。イヴァン・シュイスキー公は1535年にこの地に木造の要塞を築くよう命じ、これを前駆授洗イオアン(洗礼者ヨハネ)に捧げてイヴァンゴロド・ナ・セーベジェと名付けている。 その後、1536年にポーランド・リトアニア軍の攻囲にあったのをはじめ、この要塞は何度となくロシアへ侵入するポーランド・リトアニア共和国の軍勢を迎え撃った。ポーランド・リトアニア共和国はリヴォニア戦争中の1579年にセーベジを征服し、その後18世紀初頭まで何度もロシアとリトアニアが争奪した。1700年から1721年の大北方戦争の間はロシア領であり、ピョートル大帝により要塞は増強されロシア軍の重要拠点となった。1772年の第一次ポーランド分割でロシア領としての地位が確定し、直後に市の地位も得た。 第二次世界大戦では1941年7月9日から1944年7月17日までドイツ国防軍の占領下にあり、赤軍の第2バルト戦線により奪回された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「セーベジ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Sebezh 」があります。 スポンサード リンク
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