翻訳と辞書
Words near each other
・ セプ・ファンマルケ
・ セヘル島
・ セベイ
・ セベク
・ セベコスクス亜目
・ セベシュ
・ セベジ
・ セベスチェン・ジュリア
・ セベソ
・ セベソ事件
セベソ事故
・ セベニコ
・ セベニーコ
・ セベバレステロス
・ セベリアーノ・バレステロス
・ セベリウス
・ セベリナ・ブチュコビッチ
・ セベリングハウスの電極
・ セベリーノ
・ セベルスタリ


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

セベソ事故 : ウィキペディア日本語版
セベソ事故[せべそじこ]
セベソ事故 (Seveso disaster) とは、1976年7月10日イタリアロンバルディア州ミラノの北25km付近に位置するセベソの農薬工場で発生した爆発事故である。代表的なダイオキシンである2,3,7,8-テトラクロロジベンゾ-1,4-ジオキシン (TCDD) が30kg~130kgの間で住宅地区を含む1800ヘクタール(新宿区に相当する)に飛散し、ダイオキシン類の暴露事故としては大規模なものとなった〔 ''Environmental Health Perspectives'' 112:22-27 (2004).〕。
高汚染地区は居住禁止・強制疎開などの措置が取られた。周辺地域では鶏、兎、猫等の家畜が大量死したり、奇形出生率が高くなった事が報告されている〔 〕。この事故を教訓として、ECは化学工場の安全規制を定めたセベソ指令を定めている。
== 事故の概要 ==

=== 地理 ===
最も被害が集中したセベソ地区は、1976年時点で人口17,000人であった。その近隣のメーダ(同19,000人)、デージオ(33,000人)、チェザーノ・マデルノ(34,000人)、バルラッシーナ(6,000人)、ボヴィージオ=マシャーゴ(11,000人)にも被害が及んでいる。ジボダン社の子会社であるICMESA (Industrie Chimiche Meda Società) 社が所有していた問題の工場はメーダ近くに位置していた。工場が建設された時期は古く、地元の人もこの工場が危険性を孕んでいることに気付かなかった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「セベソ事故」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.