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セミステンレス車両 : ウィキペディア日本語版
セミステンレス車両[せみすてんれすしゃりょう]
セミステンレス車両(セミステンレスしゃりょう)は、内部構体に普通鋼を使用し、車体外板にのみステンレス鋼を使用した鉄道車両バスのこと。
外板のみをステンレス鋼板としたことからスキンステンレス車両帝都高速度交通営団(現・東京地下鉄)での公式名称)ともいわれる。
1950年代から出現したが、その後、構体や台枠までステンレス鋼製のオールステンレス車両が普及したことから、日本における製造は基本的に1960年代から1980年代までにとどまっている〔東京急行電鉄では東急世田谷線用として1999年から2001年にかけてデハ300形を軽量セミステンレス車体として設計・導入したが、これは江ノ島電鉄の車両のように防錆上および外観デザイン上の要請で骨組と外板にそれぞれ普通鋼とステンレスを混用したものではなく、単純に鋼製(ごく一部はステンレス製)の骨組にステンレス板を貼り付けていた、過去のセミステンレス車体とは同等の構造で製造された最後のセミステンレス車両といえる。〕。

== 利点 ==

*鋼製車では必要な塗装が不要で、塗料代、塗装作業費等の保守経費が節約できる。
*ステンレスを使用する外板については鋼製車のようなによる腐蝕代を見込む必要がなく、また張力が高い(ハイテンション)ため外板を薄くでき、その分重量を軽減できる。
 *上記2点の長所はオールステンレス車両と共通するものである。
*骨格については普遍性のある普通鋼製車両の基本構造を応用でき、多くの専門的ノウハウを要するオールステンレス車両に比べると、開発・製造技術のハードルが低い。製造コストの面でも、以前はオールステンレス車両に比べて低く抑えることができた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「セミステンレス車両」の詳細全文を読む



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