翻訳と辞書 |
セメントターミナル
セメントターミナル株式会社は、セメント輸送用貨車と全国5箇所のセメント貯蔵施設を所有し、工場から貯蔵施設までセメントを輸送している日本の株式会社である。日本国有鉄道(国鉄)が推進していた物資別適合輸送の一環として、国鉄とセメントメーカーの出資によって設立された。 == 設立の経緯 == 1965年に始まった国鉄の第3次長期計画の柱の一つが貨物輸送の近代化であった。この計画に基づいて、大量かつ計画的に出荷される物資の物資別適合輸送が推進された。 そのセメントへの適用として、1965年8月、東京セメント運輸株式会社の手によって隅田川駅に到着基地が開かれた。これは、セメントメーカー各社が独自の基地を持つ無駄を改めるため、各社が共同利用する施設であった。 東京セメント運輸はセメントメーカーのみの出資で設立された会社であった。当時の日本国有鉄道法では、この種の会社に国鉄が出資することは認められていなかった。しかし、1966年6月に日本国有鉄道法施行令が改正され、石油、セメントなどの積卸施設や荷さばき施設への出資が認められることとなったため、国鉄とセメントメーカー各社の折半出資によってセメントターミナル株式会社が設立された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「セメントターミナル」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|