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セルウィウス城壁[せるうぃうすじょうへき]
セルウィウス城壁(セルウィウスじょうへき、、)は、紀元前4世紀初め、ローマを取り囲んでいた防御用城壁である。壁の高さは最高で10mで、基部の幅は3.6m前後、全周は11kmである〔Fields, Nic; Peter Dennis ''The Walls of Rome'' Osprey Publishing; 10 Mar 2008 ISBN 978-1846031984 p.10 〕。16の大門があったとされているが、その多くは文献に記されているだけで、遺構は発見されていない。 == 歴史 == その名称は王政ローマの第6代の王セルウィウス・トゥッリウスに由来する。城壁の原形となるものが作られ始めたのは紀元前6世紀だが、現存する部分の多くは共和政ローマ時代のものと見られ、アッリアの戦いのころガリア人のブレンヌスがしばしばローマで略奪を繰り返したため、それを防ぐ目的で建設されたといわれている。ガリア人がローマに簡単に侵入できたのは、王政時代のエトルリア人支配者が城壁を徐々に取り除いてきたためと推測される。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「セルウィウス城壁」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Servian Wall 」があります。
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