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セロテープ
セロテープ(Cellotape)は、セロハンテープの商品名で、日本においてニチバンが有する登録商標(第415360号ほか)。最初の日本国産セロハンテープだが、初期には国内で入手可能なセロハンテープがセロテープしかなかったため、普通名詞化して使われることが多い。しかし登録商標である以上、ニチバンの製品であることを特に強調する目的でなければ、普通名詞であるセロハンテープという語を使用することが望ましいとされる場面もある〔例えば、NHKの放送では国内番組基準 で「営業広告または売名的宣伝を目的とする放送は、いっさい行わない」「放送中に、特定の団体名または個人名あるいは職業、商号および商品名が含まれる場合は、それが、その放送の本質的要素であるかどうか、または演出上やむをえないものかどうかを公正に判断して、その取り扱いを決定する」と定めていることを踏まえ、通常は「セロハンテープ」と表現する。〕。 == 歴史 == ニチバンはもともと絆創膏をつくっていたが、戦後、同社の創業者である歌橋憲一がアメリカ合衆国から輸入したセロハンテープを元に開発を行い、1947年、製品化にこぎつけた。たまたま完成直前に、GHQからセロハンテープの製造を打診され、1ヶ月後に試作品を持っていったところ、あまりに早かったので驚かれたというエピソードがある。 1948年には「セロテープ」の商標を採用し、国内販売を始めた。以降、交通広告から初期のテレビ広告まで、積極的に広告を展開し、普及が図られた〔ニッポン・ロングセラー考 vol.034 ニチバンセロテープ ''COMZINE'', 2006年3月 〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「セロテープ」の詳細全文を読む
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