翻訳と辞書
Words near each other
・ セントトーマス (オンタリオ州)
・ セントトーマス島
・ セントニコラスアビー
・ セントニコラスパーク
・ セントハウンド
・ セントバレンタイン
・ セントバレンタインデー
・ セントバー
・ セントバーツ島
・ セントバーナード
セントバーナード犬
・ セントバーナード郡
・ セントバーナード郡 (ルイジアナ州)
・ セントパンクラス駅
・ セントビンセント
・ セントビンセントおよびグレナディーン諸島
・ セントビンセントおよびグレナディーン諸島の国旗
・ セントビンセントおよびグレナディーン諸島の国歌
・ セントビンセントおよびグレナディーン諸島の国章
・ セントビンセントおよびグレナディーン諸島の歴史


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

セントバーナード犬 : ウィキペディア日本語版
セント・バーナード



セント・バーナード()は、スイス原産の犬種である。あらゆる犬種の中で最大級の体格を誇り、成犬は標準で体高が65~90cm、体重は50~91kgほどにもなる。過去最大の個体は、1970年アメリカミシガン州で誕生した「ベネディクティン・シュヴァルツヴァルト」号で、体高が99cm、体重は実に138kgに達したとされる。
== 歴史 ==
セント・バーナードは、2世紀頃にローマ帝国軍の軍用犬としてアルプスに移入されたモロシア犬が、その後独自の発達を遂げたものと考えられている。
17世紀中頃から、スイス・アルプスの山深いグラン・サン・ベルナール峠にある修道院にて雪中遭難救助犬として使役されるようになり、20世紀初頭に至るまで、2,500名もの遭難者を救助した。このエピソードは画家などの絵により首に体を温めるためのラム酒の小をぶらさげたスタイルで知られている。なかでも有名なのは、生涯に40名を救助した「バリー」号で、その活躍ぶりにちなんで、一時この犬種をバリー・ハウンド(バリー犬の意)と呼んだこともあった。これにちなんで東京消防庁特別救助隊消防救助機動部隊(ハイパーレスキュー)ではセント・バーナードが描かれたワッペンを車両と隊員の肩に付けている。
19世紀初め、病気と先天性疾患で絶滅危機に陥ったが、このときは、ニューファンドランドと交配させることにより、種を存続することができた。
1884年、グラン・サン・ベルナールの修道院にちなみ、サン・ベルナール(Saint-Bernard)と命名された。日本では英語読みの「セント・バーナード」が定着している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「セント・バーナード」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 St. Bernard (dog) 」があります。



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.