|
セントローレンス島 (英語:St. Lawrence Island, シベリア・ユピック語:Sivuqaq)は、ベーリング海北部、アラスカ本土の西、ベーリング海峡の南に位置する島である。島北西の岬にある集落ガンベルから58㎞先には、ロシア連邦本土東端のチュクチ半島がある。この島はアメリカ合衆国のアラスカ州に属するが、アラスカ本土よりもロシアのシベリアがより近い。 過去ユーラシア大陸とアメリカ大陸を陸で繋いでいたベーリング陸橋の最後の露出部と考えられている。 ハワイ島、コディアック島、プエルトリコ、、チチャゴフ島に次ぐ、アメリカ合衆国で6番目(属領を除けば5番目)に広い島である。 == 地理 == アメリカ合衆国国勢調査局による2000年の国勢調査によると、4640.1㎢の島に1292人の人が居住している。島の長さはおよそ140㎞、幅は13~36㎞程である〔Block Group 6, Census Tract 1, Nome Census Area United States Census Bureau〕。 この島に樹木は無く、木本類の植物はしかなく、樹高は30㎝に満たない。 島には海鳥と海獣が多く生息している。これは冷涼で、海洋深層から大陸棚外縁に湧出する富栄養水を含むアナドゥイリ海流の影響が大きい。 北や東からの卓越風が流氷を海岸から引き離すことで、島の南岸にはポリニヤが持続的に存在している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「セントローレンス島」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 St. Lawrence Island 」があります。 スポンサード リンク
|