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センニンソウ属 : ウィキペディア日本語版
センニンソウ属[せんにんそうぞく]

センニンソウ属 ''Clematis'' は、キンポウゲ科に含まれる植物の1群。蔓性のものがよく知られるが、その姿は様々。花が美しく、観賞用に栽培されるものもあり、また有毒植物である。園芸方面ではクレマチスと呼ばれる。
== 概説 ==
この属のものでよく知られているものは蔓性で葉を対生につけるもので、葉はたいていの場合に複葉で、羽状か3出かの形を取るものが多い。花は4枚から8枚の花弁があるように見えるが、実際にはそれらはであり、大部分の種では真の花弁は持たない。また、種子(実際には果実)の先端に羽毛状の細長い突起がある。実際には直立する草本もあり、その姿は多様である。花にしても、上向きに大きく開くもの、俯いて咲くもの、単独に咲くもの、多数を花序につけるものがある。
花が美しいことから観賞用に栽培されるものは多く、一部の種を中心に品種改良も行われ、多くの園芸品種がある。それらは総じてクレマチスと呼ばれる。日本産のものでは和名としてはボタンヅル、センニンソウ、ハンショウヅル、クサボタンなどの名を持つものがある。また、本属のものは有毒成分を持つ有毒植物としても知られている。それを利用して薬草として用いられているものも数多い。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「センニンソウ属」の詳細全文を読む



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