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セーシェルウツボカズラ : ウィキペディア日本語版 | セーシェルウツボカズラ
セーシェルウツボカズラ ''Nepenthes pervillei'' は、ウツボカズラ属の植物の1つ。セーシェル諸島の固有であり、東南アジア以外に分布する数少ない種の1つ。ウツボカズラ属の中で、もっとも原始的なものの1つと考えられている。 == 特徴 == 多年生の蔓植物で、食虫植物〔以下、主として行動・近藤(2006),p.126〕。樹木に絡み付いて這い登り、樹冠に達する。茎が短い間は葉を密生させる。葉身は卵円形から楕円形で柄がなく、中肋に沿って左右から折れ、茎を抱き込む。捕虫袋はやや2形がある。下位のものは下部は漏斗状、中位がよく膨らみ、上部では短い円筒形になる。つまり下から中程に向かって膨らみ、そこで狭くなって上向きに短い筒がある。上位のものはより細い筒状に近く、下位のものの膨らんだ部分から上をぐっと伸ばしたような形。いずれの場合も外面にある2枚の縦翼はなく、時に痕跡を残すのみである。袋の口の縁歯は円筒状。 日本では開花は4-5月に行われる〔田辺(2010),p.96〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「セーシェルウツボカズラ」の詳細全文を読む
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