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ゼオクロノドン : ウィキペディア日本語版
バシロサウルス

バシロサウルス(''Basilosaurus'') は、約4,000万-約3,400万年前(新生代始新世後期)の温暖な海に生息していた原始的クジラ類である。
原クジラ亜目バシロサウルス科バシロサウルス亜科に分類される。バシロサウルス科は原クジラ類として最末期の科であり、バシロサウルス属はその一つである。主なシノニム(異名)にゼウグロドン〔日本におけるカタカナ書きではズーグロドンジュウグロドンと表記されることもある。〕(''Zeuglodon'':“くびき型の歯”の意)がある。
現生クジラ類とは異なり、ヘビの様に長い体が最大の特徴。遠泳能力は無く、浅い海に暮らしていたと見られる。
== 学名など ==
属名は、 (basileus) 「王」 + (sauros) 「とかげ」の合成語である。このように -saurus の名がついているのは、化石が発見された当時は爬虫類の一種と考えられたためである。
模式種であるバシロサウルス・ケトイデス(''Basilosaurus cetoides'')の種小名 ''cetoides'' は、 「鯨」に由来し、「鯨のごとき」の意。最大種バシロサウルス・イシス(''Basilosaurus isis'')はその発見地に因み、古代エジプトの女神イシスの名を持つ。
中国語名は「()」。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「バシロサウルス」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Basilosaurus 」があります。



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