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ゼムリャフランツァヨシファ : ウィキペディア日本語版 | ゼムリャフランツァヨシファ
ゼムリャフランツァヨシファ(ゼムリャ・フランツァ=ヨシファ、 ズィムリャー・フラーンツァ・ヨースィファ、ラテン文字表記の例:Zemlya Frantsa-Iosifa、)は、北極海の一部であるバレンツ海に位置するロシア連邦領の192の島から構成されている島嶼群である。 == 概要 == スピッツベルゲン島の東に位置しアルハンゲリスク州に属している。アレクサンドラ島、ゲオルグ島、ブリュサ島、グケラ島、ノルトブルク島、ビリチェク島、グレエムベル島、ヘイス島などの島で構成されている。北緯80.0度から81.9度の範囲にあり、ユーラシア大陸で最も北にあるグループである。最北端はルドルフ島のフリゲリ岬で、北緯81度52分。この群島は北極点からわずかに900から1100キロメートルにあり、カナダのエルズミーア島とグリーンランドに次いで近い。総面積は1万6100km²で最高点はヴィナーネイシュタット島 (Zemlya Viner-Neyshtadt) にある標高620mの雪原。大きな島は東部にあるビリチェク島 (2000km²)、西部にあるゲオルグ島 (2741km²) など。大部分は無人である。かつて巨大な玄武岩台地の島が形成されたが、侵食されて多数の島になったと考えられる。島々の標高も350-500m程度でそろっている。表面は、総面積の85%までが氷河〔氷河に覆われた北極圏の島々、フランツヨーゼフランド (AFP、2012年01月11日)〕や雪原で、そのほかも裸地が多い。1865年、ロシアの研究者のシリングが探検し、1873年にカール・ヴァイプレヒトによるオーストリア・ハンガリー帝国調査隊の探検があり、皇帝フランツ・ヨーゼフ1世を記念して諸島名とした(名称は、ロシア語で「フランツ・ヨーゼフの土地」という意味である)。 1926年にこの群島はソビエト連邦に吸収され、研究と軍事目的で少数の人間が移住した。今では、船でのアクセスは夏の数週間に限られ、また特別の許可が必要である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ゼムリャフランツァヨシファ」の詳細全文を読む
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