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ゼムン
ゼムン(セルビア語:、)は、セルビアの歴史的な街であり、また現在は同国の首都・ベオグラードを構成する17の区(オプシュティナ)の1つとなっている。歴史上、ゼムンはベオグラードとは別の街として発展してきたが、20世紀後半にノヴィ・ベオグラードの開発によって両者は結ばれて1つの都市となった。 == 呼称 == 古代、この地にあったケルト人やローマ人の居住地は「タウルヌム(Taurunum)」と呼ばれている。フランク人による十字軍の記録の中では、この街は「マレヴィラ(Mallevila)」として記録されており、これは9世紀以降にみられる呼称である。同じ時代にスラヴ語による名称「ゼムン」が初めて文献に登場する。「ゼムン」の名は、スラヴ語で大地を意味するゼムリャ(zemlja)に由来すると考えられており、その後の各言語での呼称、すなわち現代のセルビア語の「ゼムン」や、ハンガリー語の「ジモニ(Zimony)」、ドイツ語の「ゼムリン(Semlin)」はすべてこれに由来するものである。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ゼムン」の詳細全文を読む
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