|
ゼルセナイ・タデッセ(Zersenay Tadesse、1982年2月9日 - )は、エリトリアの陸上競技選手。2004年アテネオリンピックの銅メダリストである。 == 経歴 == タデッセは、2004年アテネオリンピックの男子10000mで、隣国のケネニサ・ベケレ、シレシ・シヒネに次いで銅メダルを獲得。1993年にエチオピアから独立し、2000年シドニーオリンピックがオリンピック初出場のエリトリアにとって初めてのオリンピックメダリストとなった。 タデッセは、2005年のグレートノースラン(ハーフマラソン)で59分05秒の大会新記録で優勝。2006年には、福岡で行われた世界クロスカントリー選手権の団体でエリトリアの銀メダルに貢献。12月には10kmロードで、エリウド・キプチョゲとともに26分54秒の世界新記録を樹立。(勝利はキプチョゲ) 2007年のケニアのモンバサで開催された世界クロスカントリーでは、2002年からシニア男子ショート、ロングで5年連続2冠を達成していたベケレに勝利。8月に大阪で行われた世界選手権の10000mでは、前半から果敢にリードするも4位に終わる。 2008年北京オリンピックでは10000mに出場。3位から1秒遅れの5位でメダルに手が届かなかった。 2009年ベルリン世界選手権では10000mで銀メダルを獲得した。 2010年のリスボンハーフマラソンで、サムエル・ワンジルのハーフマラソン世界記録を更新する58分23秒で優勝した。この記録は、2013年8月現在でもハーフマラソン世界記録である。 世界記録を持つハーフマラソンでは無類の強さを誇り、世界ハーフマラソン選手権では(世界ロードランニング選手権として開催された回を含めて)5回優勝している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ゼルセナイ・タデッセ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|