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ソフロニイ1世 : ウィキペディア日本語版
ソフロニオス

エルサレムのソフロニオスギリシア語 , ラテン語 Sophronius Hierosolymorum, 560年 - 638年)はダマスカス出身の7世紀キリスト教神学者修道士エルサレム総主教(在位634 - 638年)を務め、地中海世界におけるキリスト教の没落とイスラームの興隆を目の当たりにした人物である。正教会では聖人とされる。日本正教会ではイェルサリムの総主教聖ソフロニイと表記される。
==生涯==

=== 前半生 ===
はじめ弁論術の教師をしていたソフロニオスは、580年エジプトで修道生活を始め、ついでベツレヘム近郊の聖テオドシオス修道院に入った。ソフロニオスは小アジア・エジプト・ローマにある修道生活の中心地を、ビザンティンの年代記作家で修道士であったヨハネス・モスクス(ヨアンネス・ホ・トゥ・モスクゥ)とともに訪れた。モスクスは宗教生活に関する論考を集めた自著"Leimõn ho Leimõnon"(「霊的牧場」)をソフロニオスに献呈している。ソフロニオスはモスコスとともに修道士の言行録、文書の収集に当たり、数々の伝記を残した。619年にモスコスがローマで没すると、ソフロニオスは葬りのためその遺体をエルサレムに持ち帰った。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Sophronius of Jerusalem 」があります。



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