翻訳と辞書
Words near each other
・ ソプラノサクソフォーン
・ ソプラノサックス
・ ソプラノボイス
・ ソプラノリコーダー
・ ソプラノ・サクソフォーン
・ ソプラノ歌手
・ ソプラノ記号
・ ソプラーナ
・ ソプレロール
・ ソプレロール錠
ソプロン
・ ソヘイラ・スィッディーキー
・ ソベク
・ ソベチロム
・ ソベツク
・ ソベラノ・ボリバル州
・ ソベリン
・ ソベール
・ ソペラ
・ ソペラナ


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ソプロン : ウィキペディア日本語版
ソプロン

シラクサのソプロン(またはソフロンSophron of Syracuse)は紀元前430年頃に活躍した擬曲(ミーモス、ミモス)の劇作家
ソプロンはドーリア方言による散文の対話劇の作者だった。それは男女両方の登場人物を含み、スタイルは時にはシリアス、時にはユーモラスで、シケリアのギリシア人の日常生活を描いていた。散文ではあったが、詩と見なされた。いずれにせよ、舞台演出を意図したものではなかった。簡潔な一般民衆の言葉で書かれ、格言と話し言葉が詰まっていた。
プラトンはソプロンをアテナイに招待して、自分の対話篇にソプロンの対話劇を利用したと言われている。クインティリアヌスによると、プラトンが死んだ時、枕の下にソプロンの本があったということで〔クインティリアヌス『弁論術の教育』1.10.17〕、『スーダ辞典』にも、ソプロンの対話劇はプラトンの永遠の友で、枕の下に敷いて眠っていたと書かれてある。ソプロンの劇がどんなものだったかは、テオクリトスの『牧歌』第2歌と第15歌(シラクサ人の先輩のAkestriaiやIsthmiazousaiから模倣したものだと言われている)から想像できるかも知れない。また、ペルシウス(:en:Persius)の風刺文学の中にもその影響の痕跡がある。ソプロンの断片は、HL Ahrensの『De graecae linguae dialectis』(1843年)の中(ii. (app.))や、CJ Botzonによる最新版(1867年)、同じくBotzonの『De Sophrone et Xenarcho mimographis』(1856年)の中に見つけることができる。
== 脚注 ==



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ソプロン」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.