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ソリブジン事件 : ウィキペディア日本語版
ソリブジン

ソリブジン(英:sorivudine)は、抗ウイルス薬のひとつで、チミジンアナログである。ウイルス感染症の治療薬として、特に単純ヘルペスウイルス水痘・帯状疱疹ウイルスEBウイルスに有効である。
1979年にヤマサ醤油により新規合成され、1993年9月3日に日本商事(現アルフレッサ)より商品名ユースビルが販売された。エーザイが販売提携していた。
1993年の販売開始からの事故は、ソリブジン薬害事件などとして知られ、日本国内では治験段階で3人、1993年9月の発売後1年間に15人の死者を出し、販売は自主的に停止された。
== 効果・効能 ==
ソリブジンは単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1)、水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)、EBウイルスに効果のある抗ヘルペスウイルス剤で、当時のヘルペス治療の第一選択薬だったアシクロビル(Zovirax、Activir)よりVZVへのウイルス活性は2,000-3,000倍強い。また、有効な治療方法がないEBウイルスにも効果がある。
帯状疱疹に対する服用量は成人1日50mg3回で、アシクロビル内服(1日4g)の20分の1以下である。アメリカのブリストールマイヤーズ スクイブがヤマサ醤油からのライセンスを受けて開発し、FDAに申請した成人服用量は40mg1日1回で、アシクロビル内服の100分の1である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ソリブジン」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Sorivudine 」があります。



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