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ソルビン酸 : ウィキペディア日本語版
ソルビン酸[そるびんさん]

ソルビン酸(ソルビンさん、Sorbic acid)は保存料として使用される不飽和脂肪酸であり、IUPAC名は2,4-ヘキサジエン酸(2,4-hexadienoic acid) である。かまぼこソーセージなど食用練り製品などに対しては遊離酸として、ケチャップスープ果実酒乳酸菌飲料にはK塩として使用される。
組成式は C6H8O2、分子量は112.13、融点133.0-135.0℃、白色結晶。CAS登録番号は110-44-1。
1859年ナナカマドの一種 (''Sorbus aucuparia'') の未熟な果実から発見された。工業的にはクロトンアルデヒドケテンを反応させてソルビン酸を得ている。
厚生省は天然に存在しない添加物に分類している〔厚生省「表5
食品添加物の年齢別摂取量」マーケットバスケット方式による年齢層別食品添加物の一日摂取量の調査 (平成12年12月14日 厚生省) (日本食品化学研究振興財団)〕。
かび、酵母、好気性菌に対して静菌効果を持つが、抗菌力はpHにより大きく変化し酸性(pH小)側で強い。食品添加物公定書に食品毎の使用量上限が定められている。
==脚注==


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ソルビン酸」の詳細全文を読む



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