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ソルレソル
ソルレソル (Solresol)はフランス人のジャン・フランソワ・シュドル(Jean François Sudre, 1787年 - 1864年)によって国際補助語として使用されることを目的として創られた、アプリオリな人工言語である。文字の代わりに音の高さを使用しており、「音楽語」などともよばれる。
==歴史== シュドルは1817年に“''Langue musicale universelle''”という本でソルレソルを発表したが、それまでの数年間に既に存在を公にしていた。1902年にはBoleslas Gajewskiが“''Grammaire du Solresol''”(ソルレソルの文法)を出版した。いくらか社会的な関心を集め、ナポレオン3世がその言語に興味を持ち、「うわさによれば」奨励したとされる。その他にもヴィクトル・ユーゴーやアルフォンス・ド・ラマリティーヌらが興味を持ったとされる。しかしその後もっと実用的な、アポステリオリな人工言語であるヴォラピュクやエスペラントが成功を収めると急速に忘れ去られてしまった。ソルレソルは、実際に一般の大衆の支持を受けた最初の人工言語であり、その後の人工言語に影響を与えた。 現在でもソルレソルで会話するファンたちがインターネット上に小規模なコミュニティーをつくっている。 1977年に作られたスティーヴン・スピルバーグ監督による映画『未知との遭遇』にソルレソルが登場した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ソルレソル」の詳細全文を読む
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