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ソロナウェー
ソロナウェー () は、アイルランド生産の競走馬、種牡馬。競走馬時代にアイリッシュ2000ギニーなどを制し、種牡馬としても活躍。1959年に日本に輸出されたあとも多くの活躍馬を輩出し、1960年代の日本競馬を代表する種牡馬の一頭となった。1966年日本リーディングサイアー。 半姉に1946年のアイルランド最優秀2歳牝馬Lady Kells(父)、半妹にアメリカのテストステークス優勝馬Any Morn(父)がいる。 == 経歴 == 競走馬時代はアイルランドで走り、アイリッシュ2000ギニー、テトラークステークス、コーク&オラリーステークス、ダイアデムステークスなどに優勝し、短距離からマイルで9戦6勝。競走馬引退後の1950年から1958年まで同地で種牡馬を続け、アイリッシュ2000ギニー父子制覇を果たした産駒Luceroを筆頭に、産駒はイギリス・アイルランドで200勝以上を挙げていた。1959年に日本中央競馬会が購買し日本での供用が開始されたが、1961年にアイルランドに残した牝駒Sweet Soleraがイギリスで1000ギニー、エプソムオークスを制し、牝馬クラシック二冠を達成する。この年ソロナウェーのイギリスでの種牡馬ランキングは3位という成績になり、買い戻しの話も出たという。 日本でも初年度から順調に活躍馬を輩出し、八大競走もキーストン、テイトオーの2頭の東京優駿(日本ダービー)優勝馬を筆頭に、優駿牝馬を勝ったベロナ、ヤマピット、桜花賞を勝ったハツユキなど5勝。重賞勝ち馬に至っては マキノホープを筆頭に中央・地方で18頭が重賞を勝ち、1966年には前年まで5年連続でその地位を保っていたヒンドスタンを押し退け、日本リーディングサイアーを獲得した。1970年に老衰で死亡したが、この年も38頭の種付けをこなしており、晩年に至るまで人気種牡馬であった。後継種牡馬は育たなかったが、母の父として影響を残し、ニホンピロムーテーが菊花賞、ハマノパレードが宝塚記念に優勝している。 生国アイルランドのカラ競馬場では、本馬を記念したG2競走・ソロナウェーステークスが行われている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ソロナウェー」の詳細全文を読む
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