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ソーティングネットワーク : ウィキペディア日本語版 | ソーティングネットワーク
ソーティングネットワーク()とは、ワイヤとコンパレータからなる、数列をソートするネットワーク(抽象的な数理モデル)である。一つのコンパレータが二つのワイヤを繋ぎ、小さい方の値を一方に、大きい方の値を他方に出力する。これによって値のソートが行われる。比較ソートアルゴリズムとソーティングネットワークの主な違いは、比較の順序が、それまでの比較の結果によらずあらかじめ決まっていることである。このため、アルゴリズムを並列に実行することが容易である。モデルは単純だが、ソーティングネットワークの理論は非常に深く、複雑である。 ==概要==
ソーティングネットワークは、ワイヤとコンパレータという二つの要素からなる。ワイヤは値を伝える。コンパレータは入出力に二本のワイヤを取り、二つの値が入力されると、小さい方の値を上のワイヤに、大きい方の値を下のワイヤに出力する。ワイヤとコンパレータからなるネットワークのうち、任意の入力を正しく昇順にソートするものをソーティングネットワークと呼ぶ。 以下に、単純なソーティングネットワークの動作の様子を示す。このソーティングネットワークがなぜ入力を正しくソートするかは簡単に理解することが出来る。最初の四つのコンパレータは、最大の値を一番下に、最小の値を一番上に移動させている。最後のコンパレータは、真ん中の二つの値を並べ替えている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ソーティングネットワーク」の詳細全文を読む
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