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ソーラー・オービター : ウィキペディア日本語版
ソーラー・オービター

ソーラー・オービター(Solar Orbiter)は、欧州宇宙機関によって開発中の太陽観測衛星であり、2017年7月にケネディ宇宙センターからアトラスVで打ち上げられる予定である。この太陽探査機は、ESAのCosmic Vision 2015-2025プログラムの中規模ミッションの初の衛星(M1ミッション)として選ばれた。
地球からの観測が難しい太陽の極地方を詳細に観測し、内太陽圏太陽風の発生過程の測定を目的としている。どちらも「太陽がどのように太陽圏を作り、制御しているのか?」という問いに答えるものである。
ソーラー・オービターは、水星の近日点の内側の60太陽半径(0.284天文単位)以内の距離まで迫って太陽を観測する。0.9から0.28天文単位の距離の楕円軌道で太陽を周回する(168日間の周期で周回)。ノミナル運用時の軌道傾斜角は25度であるが、ノミナル運用を終えて延長ミッションに入ると軌道傾斜角を34度にあげる予定。打上げ後、地球と金星の重力で軌道を変え、打上から3年半後に運用軌道に到着する予定。
ソーラー・オービターは太陽にかなり接近するため、機体の表面温度は520度Cにも達する。このため分厚い耐熱シールド(黒色のリン酸カルシウムを塗った多層構造のチタン製遮熱板)で衛星本体を保護する。
==目的==

*コロナからの太陽風や磁場はどのように、またどこから出ているのか?
*太陽はどのように太陽圏内を移動するのか?
*表面の爆発で太陽圏を満たしているエネルギーを持った粒子がどのように生産されるのか?
*太陽と太陽圏の間の結びつきに太陽ダイナモがどのような役割を果たしているのか?

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ソーラー・オービター」の詳細全文を読む



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