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ソー・デルタ : ウィキペディア日本語版
ソー・デルタ

ソー・デルタ(Thor-Delta)またはデルタDM-19アメリカ合衆国ローンチ・ヴィークル1960年代に12回打ち上げられた。単にデルタとも呼ばれた。
ソー・エイブルの派生ロケットで、ソーロケットシリーズの一つであり、デルタロケットシリーズの最初のロケットである。
一段目はソーミサイルの転用で、二段目に初期のエイブルステージ派生のデルタステージを、三段目にAltair固体ロケットモータを使用した。
ソー・デルタロケットはソーミサイルとデルタアッパーステージを組み合わせて使用した最初のロケットであり、この組み合わせは以後多用されることになる。デルタ IIロケットは2011年の段階でも現役である。
ソー・デルタが打ち上げた人工衛星には世界初の受動型通信衛星エコー1Aやイギリス初の人工衛星アリエル1号、世界初の能動型通信衛星テルスター1などが含まれる。
12回全ての打上げはケープカナベラル空軍基地Launch Complex 17から行われた。テルスター1の打上げはパッドBを、その他の打上げはパッドAが使用された。最初の打上げであったエコー1以外は全て成功した。
==参考文献==

 
 


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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