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ソ越友好協力条約[そえつゆうこうきょうりょくじょうやく] ソ越友好協力条約(ソえつゆうこうきょうりょくじょうやく、、)とは1978年、当時のソビエト連邦とベトナム社会主義共和国との間で結ばれた条約である。 == 背景 == 社会主義陣営において、ソビエト連邦と中華人民共和国の2大国が激しく対立する中、ベトナム民主共和国(北ベトナム)は両国間におけるバランス外交を維持していた。これにより北ベトナムは、ベトナム戦争(1960-75)の最中、中ソ両国より支援を受けた。 しかし、中国で文化大革命が起りベトナム支援に支障が生じたこと、戦争の末期に米中が接近したこと〔木村、1994年、p.55〕などから、中越関係は疎遠となった。逆にソ連は、最新兵器の供給に優っていたこと、ゲリラ戦から通常戦闘の形態にシフトしたためにソ連の軍事理論が適用されたこと〔木村、1994年、p.55〕から、ソ越関係はより密となった。 さらに1975年の南北ベトナム統一後、中越は国境問題、南シナ海のスプラトリイ群島やパラセル群島の領有権をめぐって、またカンボジアをめぐる対立、中国が対ベトナム援助を削減してきたことにより関係を悪化させた〔木村、1994年、p.56〕。
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