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灰簾石(かいれんせき、zoisite、ゾイサイト)は鉱物(ケイ酸塩鉱物)の一種。黝簾石(ゆうれんせき)〔文部省編 『学術用語集 地学編』(日本学術振興会、1984年、ISBN 4-8181-8401-2、オンライン学術用語集 )の表記は「ユウレン石、ゆうれん石」。〕ともいう。緑簾石グループに属し、緑簾石の Fe3+ が Al に置き換わったもの。化学組成は Ca2AlAl2(Si2O7)(SiO4)O(OH)、斜方晶系。 名前はジグムント・ゾイスにちなんで命名された。 同じ化学組成で単斜晶系の鉱物は斜灰簾石(斜黝簾石)。 == 変種 == マンガンを含むものをチューライト(thulite、桃簾石)、バナジウムを含むものをタンザナイト(tanzanite)という。 ファイル:Zoisite variety Thulite Hydrous calcium aluminum silicate Tvedestrand Norway 1915.jpg|チューライト ファイル:Zoïsite (Tanzanite).jpg|タンザナイト 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「灰簾石」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Zoisite 」があります。 スポンサード リンク
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