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『ゾイド -ZOIDS-』は、トミー(現タカラトミー)の玩具「ゾイド」をモチーフにした日本のテレビアニメ。1999年9月4日から2000年12月23日までMBS・TBS系列(テレビ山口除く)で毎週土曜18時00分から18時30分(通称土6枠)に放送された。 == 概要 == 地球人類が宇宙に進出してから長い月日が経った時代〔タカラトミー 『アイアンコング カール・リヒテン・シュバルツ仕様』付属DVDより〕 。その入植地・惑星Zi・西方大陸ではヘリック共和国とガイロス帝国の激しい戦争が行われていた。それが停戦してから20年後の惑星Zi(ズィー)を舞台に〔『ゾイド -ZOIDS-』ニコニコチャンネル イントロダクションより〕 、バンとフィーネの冒険と金属生命体ゾイドとの交流を描いた物語。バンの少年期を描いた無印とも呼ばれる第1部と、青年期を描いた第2部ガーディアンフォース(GF)編の二部構成となっている。 世界観や初期のメインキャラクターなどは漫画版の著者である上山道郎がほぼ原案を担当している。上山が「ゾイドの漫画を描いてみないか」と依頼された時点ですでにアニメシリーズの放送は決定していたが、ストーリー、メインスタッフ、キャラクターなどアニメの根本的な部分が未決定な状態であり、漫画化という形でその原案を委託されることとなった〔作者サイト「別冊兄弟拳増刊号」ZOIDS日記より〕。このような経緯から第1部は漫画版を踏襲した展開になっているが、GF編は完全にアニメ独自の展開となった。当初はゾイドバトルストーリーと世界観をリンクさせる展開も加味されていた〔月刊コロコロコミック誌1999年10月号〕が、放送が進むにつれ独自のストーリーを歩んだ。アニメージュ誌やアニメディア誌といった媒体によっては『ゾイド・メカ生体戦記』とクレジットされる事もあった。 登場ゾイドは、全てトゥーンレンダリングによる3DCGで描写されているのが特徴〔『美術手帖』2000年4月号より〕。 当初のは4クールの放送期間を予定していたが、玩具・番組の人気を受け、土6枠最長の16ヶ月全67話に延長となり、更に第2作『ゾイド新世紀スラッシュゼロ』の制作が決定した。 アメリカでは『ゾイド新世紀スラッシュゼロ』の放送後、2002年2月よりカートゥーン ネットワークにて『Zoids: Chaotic Century』のタイトルで放送が開始された。 2013年7月2日から、Blu-ray BOX発売を記念し、キッズステーションにてデジタルリマスターHD版がセレクション放送されている(火曜 24:00 - 24:30。リピート放送あり)。 オープニング主題歌は全67話を通してRAMARの『Wild Flowers』を起用している。物語の進行や登場人物の成長に合わせ、映像が細部変化している。 番組の途中からスポンサー表示画面に視聴者から送られた改造ゾイドの写真が使われるようになった。 2013年配信のPlayStation Portable用ゲーム『スーパーロボット大戦Operation Extend』に参戦し、単独作品としてはスーパーロボット大戦シリーズ初参戦を果たした〔ゾイドシリーズとしては『ゾイドジェネシス』が参戦済み。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ゾイド -ZOIDS-」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Zoids: Chaotic Century 」があります。 スポンサード リンク
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