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ゾウミジンコ科
ゾウミジンコ科 Bosminidae は、ミジンコの1科。吻端から突き出した長い第1触角が特徴である。 == 特徴 == 多くは小型のミジンコである〔以下、記載は水野・高橋(1991),p.152〕。頭部が下向きで吻が伸び、その先に第1触角がその延長のように付いている。この第1触角が長く伸びて動かないのがこの科の特徴となっている。ただしこれは雌の場合で、雄では左右それぞれに可動である。遊泳に用いられる第2触角は短く、その先端が殻の腹側の縁に達する程度しかない。先端は2枝があり、外肢は3ないし4節、内肢は3節からなる。殻の中に収まる胸脚は6対あるが最後の第6対は退化してほとんど無くなってる。腸管は真っ直ぐに後ろに伸びて、途中で巻いておらず、また盲嚢も無い。単眼はない〔水野(1964)p.80〕。 名前は伸びた吻とそれに続く長い第1触角の様子が象の鼻のように見えるため。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ゾウミジンコ科」の詳細全文を読む
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