|
『ゾンビコップ』(原題: ''Dead Heat'')は、1988年のアメリカ映画。トリート・ウィリアムズ、ジョー・ピスコポ、ダーレン・マクギャヴィン、ヴィンセント・プライス出演。 のちにテレビ放送された際にディック・ミラーの出演シーンやロジャーのフラッシュバックシーンなどが追加され、日本でのテレビ放送版にもこの追加シーンが使われた。HDマスターが存在するのは劇場公開版のみのため、ソフトには追加シーンを別に収録している。 == ストーリー == 宝石強盗の通報を受けて現場に駆けつけたロジャー・モーティスとダグ・ビグローの刑事コンビは、2人組みの強盗犯を待ち構えていた警官隊に加わる。そして店から出てきた強盗犯と警官の間で銃撃戦に突入するが、強盗犯らは致命傷を与えられるほど撃たれても死亡せず警官たちが次々に倒れて行く。このままでは埒が明かないと思ったロジャーは、ヘルツォーク警部補の車で犯人に対抗しようと考える。1人は手榴弾を持っているときにダグに手首を撃たれて爆死し、もう1人はロジャーによって車と車に挟まれて死亡する。車を壊され怒ったヘルツォーク警部補はメイベリー署長に言いつけ、2人は署長からどやされるが事件を解決したことから今回は見逃される。 その後ロジャーとダグがこの2週間で立て続けに発生している今回と同様の事件について考えているとき、検死官のレベッカから呼び出され強盗犯らが以前彼女が検死した人物であることが判明するが彼女の上司のアーネスト・マクナッブ博士はそれを否定する。だがロジャーはレベッカの言葉を信じて彼女から詳細を聞くと、強盗犯の死体からサルファ剤が検出されたことやそのサルファ剤を大量購入したのがダンテ製薬であることを伝えられる。死体を蘇生させて強盗を働かせている人物を追うため、ロジャーとダグはダンテ製薬を訪れ広報担当のランディ・ジェームズに事情を聞くが何も聞き出せない。そこでダグは隙を見て会社の深部に侵入し、台の上に寝かされたゾンビを発見する。そのときゾンビが目を覚ましてダグに襲いかかり、彼を助けに来たロジャーはゾンビに殴られた衝撃で動物実験に用いられた動物を殺すための減圧室に閉じ込められ、助けようとしたダグの努力の甲斐無くロジャーは殉職してしまう。 目の前でロジャーが死んだことで意気消沈していたダグだが、レベッカに連れられてゾンビがいた台を調べるとそれは死んだ人間を生き返らせる蘇生マシンだった。そしてレベッカは蘇生マシンを用いてロジャーを蘇らせるが、心臓の鼓動が聞こえず体が冷え切っていることから彼がゾンビになったと確信する。彼女は生き返ったロジャーに腐敗せずに動いていられるのが12時間だと伝え、限られた時間の中ロジャーとダグの2人は黒幕を追っていった。ランディから話を聞くため家に来た2人がそこにあったビデオを再生すると、2週間に死んだと報じられたアーサー・P・ローダーミルクがランディに宛てたメッセージを話す映像が流れる。しかしそこに2人組みのゾンビが現れ、ダグと不死身になったロジャーはゾンビと格闘する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ゾンビコップ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|