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タイ王国国内治安維持部隊(タイ語: タイ語略:、英語:Internal Security Operations Command 英略称: ISOC)は、タイ王国首相府に所属する首相直属の軍・警察を主体とした国内治安維持組織。タイ国内の安全保障に関わる任務を行う。「タイ治安維持部隊」、「タイ国内治安部隊」などと呼ばれる。 ==概要== 国内治安維持部隊は、タイ国内の安全保障を脅かす脅威から国民と国民の財産を保護し、国家の平和、秩序と安寧を維持することを目的とする。2006年のクーデター以降、デモ騒乱やテロリズムなどの新しいタイプの脅威に対応し、国家秩序維持の役割を担うように、2008年に仏歴2551年国内治安法の施行によって、治安維持部隊の法基盤が整備された。司令部は首相府に所属する首相の直轄組織であり、最高司令官は首相である。副司令官は国軍最高司令官。副首相を補佐官に指名できる〔仏歴2551年国内治安維持法第5条〕。 国内治安維持部隊は、以下の任務を行う〔仏歴2551年国内治安維持法第7条〕。 #脅威に対する監視、捜査、評価、内閣への報告。 #内閣の承認に基づく、治安維持活動の作戦立案、作戦遂行・指揮。 #作戦に関わる政府行政機関のへの指示、調整。また、内閣の承認によって、行政機関業務の監督。 #国民の国威発揚、安全保障のための協力の奨励。 #内閣、国家安全保障評議会、首相の取り決めた任務の遂行。 なお、治安維持部隊が活動できるのは、国内の治安を悪化させる事態が生じたが、戒厳令を布くまでではないと判断され、内閣が国内治安維持法の適用を決定した期間である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「タイ王国国内治安維持部隊」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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