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タイ王国海軍特殊部隊(タイ語名:、タイ語略名:、英語名:Royal Thai Navy Sea, Air and Land (SEALs):Royal Thai Navy SEALs)は、タイ王国国防省タイ王国海軍に所属する特殊部隊。1956年にアメリカ政府の支援とアメリカNavy SEALsでの訓練を受けて創設された。海上での対テロ作戦行動を担当する。 == 概要 == 第二次世界大戦時、連合国・枢軸国両方に与して戦っていたタイ王国海兵隊はすでに小規模なエリート特殊部隊を組織していた。この特殊部隊は主に船舶・建物・戦略拠点の攻撃・破壊工作・極秘任務の遂行を目的としていた。戦後、特殊作戦任務は続行され、訓練・装備の改善に伴い、最新の戦略を用いた任務遂行能力が拡張されていった。 1952年、タイ国防省は潜水破壊部隊の創設を立案。国防省の代表団はアメリカ合衆国軍事顧問団(MAAG)の高官と会見し、部隊員の訓練を要請した。この会見に基づき、閣議によりタイ王国海軍に部隊の訓練のための準備を行うように指示した。しかし、この時期にアメリカ側で十分なインストラクターが確保できず延期された。 1953年、タイ海軍潜水破壊部隊とタイ警察航空支援部隊(PARU)の基礎訓練をCIAのフロントカンパニーである"SEA Supply"社(ポール・ヘリウェル(Paul Helliwell)創設)が受注した。訓練は「Z島」(ZULU)において1953年3月4日から開始されたが、61日間の訓練で残ったのは7名のタイ海軍士官と8名のタイ警察士官のみであった。 1956年、タイ海軍はアメリカ合衆国潜水破壊部隊をモデルにした小規模戦闘潜水部隊を創設。1971年、部隊はアメリカ海軍機動教育支援部隊の支援を受けつつ、拡大改組され、潜水破壊部隊と海軍特殊部隊の2小隊を創設した〔Thailand:Royal Thai Navy SEALs 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「タイ王国海軍特殊部隊」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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