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タウ粒子[たうりゅうし]
タウ粒子 (tauon, τ) とは、素粒子標準模型の第三世代の荷電レプトンである。英語名でタウオンと表記することもある。 == 性質 == タウ粒子は、電気素量に等しい負の電荷と1/2のスピンを持ち、その反粒子である反タウ粒子は電気素量に等しい正の電荷と1/2のスピンを持つ。静止したタウ粒子の質量は1776.99MeV/C2(陽子の約1.89倍の重さ)、平均寿命は2.90×10-13秒である。タウ粒子は、弱い相互作用によってハドロンに崩壊しうる唯一のレプトンである。17.84%のタウ粒子はタウニュートリノ、電子と電子ニュートリノに、17.36%のタウ粒子は、タウニュートリノ、ミュー粒子とミューニュートリノに崩壊する。 τという記号は、ギリシア語の''τριτον'' (''triton'', "third", "三番目") を意味する。これはタウ粒子が三番目に発見された荷電レプトンであったことに由来する〔 〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「タウ粒子」の詳細全文を読む
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