|
テーダマツ(''Pinus taeda'')はマツ科マツ属の樹木である。タエダマツ、タエダ松などとも表記される。 == 名前と分類 == マツ科マツ属に属するいわゆるマツ (松、英語: Pine) の一種。マツ属の中では複維管束亜属に分類。亜種や変種は知られていない。 何種類かのマツとは雑種を形成し、比較的近縁であると考えられている。このうち、以下に挙げるマツとの雑種個体は天然でも確認されている。 * エキナタマツ ''Pinus echinata'' * ダイオウマツ ''P. palustris'' * リギダマツ ''P. rigida'' * ヌママツ ''P. serotina'' ※ ヌママツはリギダマツの亜種や変種にあたると考える学者もいる。 学名''Pinus taeda''の種小名 ''taeda''は「樹脂に富む木材」を表している。和名はこの種小名に由来するテーダマツの呼び名が一般的である。原産地のアメリカでの代表的呼称は Loblolly Pine。Loblollyは「低湿地」という意味で本種の代表的な生育地を指す。他にもいくつかの古い名前を持つが、これらは現在ほとんど使われることはない。"Oldfield Pine"は先駆的な種(パイオニア的な種)であり、やせた土地に生えることに由来している。"Bull Pine"という名前は"bull"は「雄牛」を意味し、本種の大きさに由来している。"Rosemary Pine"という名前は本種がアメリカ南部に生える他の二・三葉マツ類と比べて独特の香りを持つために付けられた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「テーダマツ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Pinus taeda 」があります。 スポンサード リンク
|