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タカノホシクサ
タカノホシクサ(高野星草、学名:''Eriocaulon cauliferum'' Makino)は群馬県多々良沼およびその付近に過去に自生していた単子葉植物イネ目ホシクサ科ホシクサ属の植物で、現在では既に絶滅(EX)したと考えられている種である。 本種は日本国内に自生するホシクサ科では唯一沈水性の一年草であり、草姿から生態まで非常に珍しく貴重な種であった。本種は絶滅してしまったが、押し葉標本が群馬県立自然史博物館に収蔵されている。 == 発見から絶滅 == 1909年(明治42年)に高野貞助により発見され、氏の姓が本種の由来となった。その後、学会で紹介されたため各地から研究者や採集者が訪れその珍しさ故に採集されていき、結果発見から50年を経たずに多々良沼及びその近辺では見られなくなってしまった。 採集圧により絶滅に陥った顕著な例である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「タカノホシクサ」の詳細全文を読む
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