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タカワラビ科 : ウィキペディア日本語版
タカワラビ科[たかわらびか]

タカワラビ科 ''Dicksoniaceae'' は、シダ植物の1群。ヘゴ科のように木生シダとなる種を多く擁する。同科にまとめたこともあるが、胞子嚢群などの形質で区別される。
== 特徴 ==
根茎は直立か斜め、高く伸びて樹木状となるものもある〔以下、記載は主として岩槻編(1992),p.99〕。茎には複雑な網状中心柱があり、表面は多細胞性の長くて黄金色の毛で一面に覆われている。葉柄には関節がなく、基部は太く、長い毛が密生する。葉は大型で羽状複葉。裂片は先端が尖り、葉脈は遊離する。
胞子嚢群は葉脈の先端、葉の縁かその近くに生じる。包膜は胞子嚢群を囲むようにコップ形か2枚の弁が挟む形。胞子嚢の環帯は斜めに完全に巻き、順々に熟する(順熟)。胞子は四面体形。

File:Cibotium schiedei - Botanischer Garten München-Nymphenburg - DSC08005.JPG|''Cibotium schiedei''(タカワラビ属)
File:Cibotium glaucum (5187983776).jpg|''C. glaucum''・胞子嚢群
File:Wheki 2008.JPG|"Dicksonia squarrosa"


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「タカワラビ科」の詳細全文を読む



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