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タコ・リバティ・ベル タコ・リバティ・ベル()とは、1996年4月1日にアメリカ合衆国のファーストフードチェーン、タコベルが発表した自由の鐘(リバティ・ベル)の新名称である。この日、タコベルは鐘の購入と新名称への改名を発表、国家の記念物が一企業に売却されるという事態に抗議が殺到した。実際には発表はエイプリルフールの冗談であり、企業名の浸透を目的とした宣伝活動の一環であった。 ==事件== 1996年4月1日、タコベルはアメリカの新聞各紙に全面広告を出し、政府の債務削減に協力するため、タコベルが自由の鐘(リバティ・ベル)を購入、「タコ・リバティ・ベル」に改名する、と発表した。同日正午にはこの発表が冗談であることが明らかになったが、それまでの間、大量の抗議が殺到した。ホワイトハウス報道官のマイク・マカリーはこの件について、「連邦政府は同様の施策を推進していく。リンカーン記念館もフォード・モーターに売却され、リンカーン・マーキュリー記念館と改名される予定だ。」(「リンカーン」「マーキュリー」はともにフォードの車種名)と述べた。 なお自由の鐘は連邦政府ではなくフィラデルフィア市の管轄であるため、実際には連邦政府が鐘を売却することはありえない。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「タコ・リバティ・ベル」の詳細全文を読む
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