翻訳と辞書
Words near each other
・ タシケント動物園
・ タシケント国際空港
・ タシケント地下鉄
・ タシケント州
・ タシケント抑留日本人墓地
・ タシストロン性mRNA
・ タシストロン性伝令RNA
・ タシスム
・ タシス・トスカ・ペトリディス
・ タシス・ペトリディス
タシズム
・ タシテミル・アイトバエフ
・ タシテン
・ タシテン たして10にする物語
・ タシバーン
・ タシュ (戦車)
・ タシュクルガン
・ タシュクルガン・タジク自治県
・ タシュクルガン県
・ タシュケント


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

タシズム : ウィキペディア日本語版
タシスム

タシスム(Tachisme または Tachism、フランス語の「tache」染み、から)は1940年代から1950年代フランス抽象絵画の様式の一つである。評論家のシャルル・エスティエンヌ1954年、新しい抽象絵画、とりわけジョルジュ・マチューらのものに投げつけられた「タッシュ(しみ、汚点)のようだ」との批判的言説を逆用してタシスムという言葉を用い、これを理論付けている。
タシスムはアンフォルメルという、第二次世界大戦後まもなくのヨーロッパなどにおける激情の込められた抽象絵画の流れの一部をなしている。タシスムのほかに叙情的抽象:fr:Abstraction lyrique)という用語も使われる。また、ヨーロッパにおける抽象表現主義アクション・ペインティングとみなされることもある。
タシスムはキュビズムなどのクールな幾何学的抽象に対する反動であり、無意識的な筆の動かし方、チューブから搾り出したままの絵具の斑点や滴り、書道を思わせる走り書きなどを特徴としていた。
== 主な作家 ==

* ジャン・デュビュッフェ(Jean Dubuffet, 1901-1985)
* ジャン・フォートリエ(Jean Fautrier, 1898-1964)
* サム・フランシス(Sam Francis, 1923-1994)
* ハンス・アルトゥング:en:Hans Hartung, 1904-1989)
* ジョルジュ・マチュー:en:Georges Mathieu, 1921-2012)
* アンリ・ミショー(Henri Michaux, 1899-1984)
* ピエール・スーラージュ(Pierre Soulages, 1919- )
* アントニ・タピエス(Antoni Tapies, 1923-2012)
* ヴォルス(Wols (Alfred Otto Wolfgang Schulze), 1913-1951)


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「タシスム」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Tachisme 」があります。



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.