翻訳と辞書
Words near each other
・ タシュケント証券取引所
・ タシュケント鉄道輸送技術者研究所
・ タシュケント駅
・ タシュコルガン
・ タシュコルガン・タジク自治県
・ タシュティク文化
・ タシュテミル・アイトバエフ
・ タシュリヒート語
・ タシュンケ・ウィトコ
・ タシルハイト語
タシルンポ寺
・ タシロイモ
・ タシロイモ科
・ タシロック
・ タシロ・ヴァゴ
・ タシ・ナムギャル
・ タシ・ナムゲル
・ タシ・ペルジョ
・ タシーラク
・ タシール知事暗殺事件


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

タシルンポ寺 : ウィキペディア日本語版
タシルンポ寺[たしるんぽじ]

タシルンポ寺(タシルンポじ、)はチベットはシガツェ市最大にしてゲルク派最大の寺院。吉祥須弥寺、扎什倫布寺、タシルンボ寺(僧院)。
ラサの3大寺院であるガンデン寺セラ寺デプン寺と合わせてゲルク派四大寺院、それに青海省タール寺甘粛省ラプラン寺と合わせてゲルク派六大寺院と呼ばれる。
4世以降のパンチェンラマはここで宗教活動と政治活動を主に行った。シガツェの街の西にある尼色日山の山腹に建設され、50あまりの経堂と200あまりの部屋をもつ。
== 起源と歴史 ==

1447年ツォンカパの末弟子にして後の第1世ダライラマゲンドゥンドゥプウーツァンの大貴族の援助を得てタシルンポ寺を建立。建設には12年かかった。
1600年に第4世パンチェンラマのロツァン・チューキ・ギャンツェンがタシルンポ寺院の住職をしていた時に大規模な拡張工事が行なわれた。パンチェン・ラマ4世は冊封下の最初のパンチェンラマで、以後歴代のパンチェン・ラマはみな寺を拡張した。
タシルンポ寺の寺領はチベットをダライ・ラマが統治していた時期でも、パンチェン・ラマの元で一定の自治を得ていた。
現在のパンチェン・ラマは11世であるが、ダライ・ラマ14世によって認定された11世であるゲンドゥン・チューキ・ニマ中華人民共和国当局によって拉致されて今も消息不明であるため、この寺院には現在は、中華人民共和国側が擁立した11世であるギェンツェン・ノルブが座主として住んでいる(パンチェン・ラマ11世問題を参照)。
1972年、もうひとつのタシルンポ寺がインドカルナータカ州のチベット人居留区ビラクッペに建立された。ここの住職はパンチェン・ラマ10世の転生者捜索委員であった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「タシルンポ寺」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.