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タチツボスミレ(立坪菫、学名:''Viola grypoceras'')は、スミレ科スミレ属の多年草。日本で、ごく身近に見られるスミレ類の一つである。丸い葉と立ち上がる茎が特徴である。 == 概説 == 日本のスミレ属は種類が多く、さまざまなものが各地に見られるが、花がほぼ同じ時期に見られるため、混同して扱われている場合が多い。種としてのスミレも普通種であるが、それ以上に普通種であり、日本を代表するスミレがタチツボスミレである。いくつかの近似種とともに広く見られる。 タチツボスミレとスミレは、次の点で違いが見分けられる。 *タチツボスミレ ''V. grypoceras'' A. Gray :茎は地中で短いが、成長すると茎は地表に伸びて立ち上がる。葉は始めは根出するが、茎が伸びると葉もそこにつくようになり、丸っこいハート形。花は薄紫。 *スミレ ''Viola mandshurica'' W. Becker :茎は地中で短く、立ち上がらない。葉はすべて根出し、細長い矛型。花は濃い紫。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「タチツボスミレ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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