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タテジマイソギンチャク : ウィキペディア日本語版 | タテジマイソギンチャク
タテジマイソギンチャク()は、タテジマイソギンチャク科に属する小型のイソギンチャク。潮間帯でごく普通に見られる。その名の通り、縦縞模様があるが、個体変異もある。 == 特徴 == 体長は 2-3cm、口盤の径 1.5-2cm、足番の径 2-2.5cm。体はほぼ円柱形、その表面は滑らか。体はその地色が暗緑色で、普通は赤か黄色の縦縞が多数ある。和名はこれにちなむものである。縮んだときは触手は完全にしまい込まれる。なお、側面は見かけ状は滑らかだが、小さな穴が並んでおり、そこから白い槍糸を出すことができる。側面の上端は襟になっている。口盤は褐色に黄色の線、口唇は淡紅色。触手は12・16・24・48の4序。灰褐色から褐色。 足盤が割れるようにして2分裂で無性生殖することが知られている。系統の異なる個体と接触した場合には特殊なキャッチ触手を伸ばす。この触手は通常の触手が変化して形成される。指で強くつつくと槍糸を出す。これには刺胞が並んでおり、防御の働きを持つと考えられている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「タテジマイソギンチャク」の詳細全文を読む
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