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タドラルト・アカクス
タドラルト・アカクス(تدرارت عكاكس)は、サハラの一部にあたるリビア西部の砂漠地帯。アルジェリア国境に近く、ガット (Ghat) の町にも近い。「タドラルト」は現地の言葉で「山」を意味する。この地域の特色は先史時代の岩絵が多数現存していることであり、「タドラルト・アカクスの岩絵遺跡群」の名でユネスコの世界遺産にも登録されている。 アカクスの景観は砂丘、アーチ状岩石、峡谷、山と変化に富んでいる。主要なランドマークはAfzejareのアーチとTin Khlegaのアーチである。この一帯はサハラの中でも最も不毛な地域のひとつだが、植生が見られないわけではない。
== 世界遺産 == この地域の岩絵(彩色画・線刻画)の重要性が評価され、世界遺産に登録されている。紀元前12000年頃から西暦100年頃に至るまでに描かれた岩絵は、この地域の文化的・自然的変化を反映している。岩絵には、ゾウ、キリン、ラクダなどや馬に乗った人が描かれ、タッシリ・ナジェールの岩絵と同じく、かつてこの地が緑の大地であったことを教えてくれる。岩絵には、音楽や舞踊といった日常の様々な生活風景も描かれている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「タドラルト・アカクス」の詳細全文を読む
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