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タニス
タニス() は古代エジプトのナイル川デルタの北東部に存在した都市である。古代エジプトでは Djanet と呼ばれていた。現代のエジプトでは ''Ṣān al-Ḥaǧar''()と呼ばれている。ナイル川の支流に面していたが、その流れはずっと以前に泥の堆積でふさがっている。 == 歴史 ==
タニスはエジプト第20王朝末期に建設され、続くエジプト第21王朝の北方の首都となった。タニスは第21王朝の始祖であるスメンデス1世の生まれた場所だった。エジプト第22王朝においてもタニスは政治的中心地として存続した。ただしその間、上エジプトにも対抗する王朝が存在していた。紀元6世紀にマンザラ湖の氾濫に脅かされるようになるまでは、商業都市および戦略的拠点として存続し続けたが、その後は捨てられた。タニスからの避難民が近くに建設した都市が Tennis である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「タニス」の詳細全文を読む
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