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タフテ・バヒー(Takht-i-Bahi)は、紀元前1世紀に遡ることができる仏教遺跡である。パキスタン・カイバル・パクトゥンクワ州の都市であるマルダーンから約15km、ペシャーワルからは北西80km離れた場所にある。タフテ・バヒーと近くにあるサリ・バロールの都市遺跡と合わせて、1980年に、国際連合教育科学文化機関の世界遺産に登録された。 ''Takht''とは、ペルシャ語(あるいはウルドゥー語)で、玉座を意味し、''Bahi''とは、水あるいは泉を意味する。タフテ・バヒーは、ガンダーラ平野を見下ろすことができる丘の上に建設され、近くには川があったことからこのように呼ばれている。 == 構造 == タフテ・バヒーに寺院が建設されたのは、2世紀中葉である。クシャーナ朝のカニシカ王が造営した。敷地自体は、南から北に行くに従って標高は低くなっていて、ほぼ正方形の形をとる。南の高台には、メイン・ストゥーパが建設された。メイン・ストゥーパから北に向かうと参詣者によって奉納された35期のストゥーパが現存する「ストゥーパの中庭」に出ることができる。 ストゥーパの中庭からさらに、北に歩を進めると中庭を囲むような形で僧院の遺構が残っている。また、西側にはテラスがあり、テラスの地下には瞑想用と思われる地下室がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「タフテ・バヒー」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Takht-i-Bahi 」があります。 スポンサード リンク
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