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タブク狙撃銃[たぶくそげきじゅう]
タブク狙撃銃(Tabuk Sniper Rifle)は、イラクで設計されたマークスマンライフルである。カディシヤ県タブクの工場〔 其他国家生产或仿制的AK. Retrieved on February 3, 2008 〕〔Iraqi Al Qadissiya Tabuk Designated Marksman. Retrieved on August 26, 2008.〕においてザスタバ・アームズが売却した生産設備を利用して生産されており、ザスタバM70突撃銃など同工場で生産された全ての小銃は区別なくタブクと総称されていた。 ==背景== タブク狙撃銃に先立って、ザスタバ・アームズではM70突撃銃の派生型としてM76狙撃銃を開発している〔Tabuk 7.62 mm sniper rifle (Iraq), SNIPER AND SPECIAL PURPOSE RIFLES. Retrieved on August 26, 2008.〕。 M70突撃銃シリーズは、いずれもRPK型と呼ばれる大型の機関部を備えていた。これは通常のAK型機関部より重量がかさむものの、強度が高められている。AKシリーズにおけるRPK機関銃に相当するM72機関銃はM70を長銃身化したものであり、タブク狙撃銃の直接の原型となった。 消炎器を含め24.5インチの銃身を備えるロシア製RPKやユーゴスラビア製M72と異なり、イラク製タブク狙撃銃は21.4インチ程度の銃身長で、これはM72より若干短いもののAKMやM70の16.25インチ銃身に比べれば十分に長大である。タブク狙撃銃はM72と同様、銃口にロシア製銃器によく見られる14x1mm左ネジが切られており、ソ連製の消炎器や消音器など各種のマズルアタッチメントを装着する事が可能である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「タブク狙撃銃」の詳細全文を読む
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