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タブラ・ラーサ
タブラ・ラーサ()は、白紙状態の意。蝋などを引いた書字版を取り消して何も書き込まれていない状態〔『ブリタニカ国際大百科事典-小項目版』、2009年。〕。 == 概要 == 感覚論において魂は外部からの刺激による経験で初めて観念を獲得するとされており、その経験以前の魂の状態。ロックの用語とされるが古くからある概念。プラトン、ストア派、特にアリストテレスに同様の考えがあり、タブラ・ラーサはアリストテレスの訳語としてローマのアエギディウスが考案したとされる。後にアルベルトゥス・マグヌス、トマス・アクィナスが用いて定着した〔。 経験主義の比喩。原義はラテン語で「磨いた板」の意味。人は生まれたときには何も書いていない板のように何も知らず、後の経験によって知識を得ていくというものである。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「タブラ・ラーサ」の詳細全文を読む
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